旅館よろずや (大分県湯平温泉)
湯平温泉は、有名な由布院にあります。
湯平温泉をご存知でしょうか? 湯布院温泉の由布市にある温泉郷です。湯布院温泉から、車で10分ほど。
500mほどの石畳の両側に小さな旅館が密集している、なんとも昭和を感じさせる温泉街です。
昭和57年には、男はつらいよのロケがあったとか(第30作 花も嵐も寅次郎) 。そのときのヒロインが、田中裕子さん、相方が沢田研二さん。今度見てみようと思っています。
そんな寅さんの映画があったぐらいですから、雰囲気は、まさに昭和。
湯布院温泉の近くにある温泉地とは、到底思えません。
石畳の中腹ぐらいに、今回お世話になった旅館よろずやはありました。おばちゃんが一人で切り盛りしている温泉旅館で、まるっきり民家のようです。
かなり古い宿ですが、ここの売りは、さて・・・
旅館よろずやの売りとは?
旅館よろずやの売りとは、その宿泊料の安さでしょう。
1泊2食で、それも朝夕共に部屋食、料理は、そこそこ美味しいです(トクーのページを確認すると部屋食不可とありますが、実際は、朝夕共に部屋食です。トクーについては、トクーって安いけど本当に大丈夫?のページを呼んでください。)
そして、お風呂は、貸切にできる完全掛け流しのすばらしい温泉です。これで、家族三人で、9556円。
パブリック会員利用料金840円×2人、入湯税300円かかりましたが、驚くべき安さです(トクーで予約しましたので、この宿泊料金は変動します)。
正直、施設的には古いですし、時代を感じさせる旅館よろずやですが、それらを気にしない家族にとっては、満足できる宿だと、僕は思います。
美味しい料理が食べれて、ゆっくりと温泉に入って、寅さんを気取って、石畳を歩く。近くには、いくつもの共同浴場があり、家族と他愛のない会話をしながら、散策する。
そんな素敵な時間が大枚1枚で、持てたのですから、僕は、大満足です。
ただひとつだけ、後悔していることがあります。この湯平温泉に、週末だけ開いているバーがあるのです。湯平秘密基地2階にあるBar AJITOがそれです(金土日月、20時30から24時)。
そのバーに行こうと思っていたのですが、残念ながら、夕食時に飲んだビールで、すでに酔っぱらってしまい、夜の8時には寝てしまいました。バーアジト、行ってみたかったなあ。残念!!
よろずやのお風呂です。見たところお風呂はひとつしかありませんでした。このお風呂を家族湯的に使っています。
お湯は、とうとうと流れ、すばらしい温泉です。家族3人ではいるには、ちょうど良い広さでした。
よろずやのお部屋です。古いですが、特に僕らは気になりません。朝起きたら、雨が降っていると思ったのですが、近くを流れる川の音でした。まさにヒーリングミュージック(おおげさ?)
鮎の塩焼き。がぶりつき!!
うなぎの蒲焼
山の中ですが、お刺身が出ました。おいしかったですよ。
魚の湯引き?
ナスの包み揚げ。味がとてもよかったです。揚げたてなら、もっと美味しかったろうなあ。
やまいもです。ツルッと食べました。
定番。茶碗蒸し
これも定番。豊後牛焼き。食後には、コーヒーをいただきました。1階にコーヒーメーカーがあって、自由に飲めますよ。
夕食に満足した、わが家族!
朝食も美味しかったです。
| 名称 | 旅館よろずや |
| 住所 | 大分県由布市湯布院町湯平303 |
| 連絡先 | 0977-86-2063 |
| 料金 | 宿泊料金9556円(親子3人) トクーパブリック料金 1680円、入湯税300円 |
| 食事 | 朝食夕食部屋食です |
| お風呂 | お風呂は、1つしかありません。通常から貸切風呂として使っているようです。 |
| その他 | トクーで予約したのですが、親子三人で宿泊して、1万円を切る値段。それも貸切風呂、2食の部屋食ですから、そのリーズナブルさはぴか一です。ただし、古かったり、掃除が行き届いていない面はありますよ。そこが気にならない人には、安く泊まれる施設として、お勧めできると思います。 |

